2018年 3月 17日(土)~3月 18日(日)
@まつもと市民芸術館 小ホール
まつもと演劇工場6期生・作品
「まつもと演劇工場」7年間の集大成として挑む、初の戯曲作品!
ミギレイなもの(ブルジョア?)とウスギタナイもの(プロレタリア?)が共に“約束の地”を探し求めてドタバタ旅をする祝祭劇!
▼まつもと演劇工場(シアターファクトリー)とは?
まつもと市民芸術館を拠点に、松本市民を中心とした一般参加者とプロのアーティストが約半年間、様々なワークショップや稽古を通して共に考え、悩み、発見しながら演劇作品を創作するプロジェクトです。大量生産をする工場ではなく、手仕事で一つ一つ作り上げるいわば工房(ギルド)のような場で、私たちの劇場表現を生み出します。平成23年度0期より始動し、多くの方のご参加・ご協力により本年度で7年目6期を向かえました。
▼『ミステリヤ・ブッフ』上演にあたり
本作は、1917年に起こったロシア革命(十月革命)の1周年を祝うため当時描かれた祝祭劇です。聖書の伝説をモチーフにロシア革命を洪水にたとえた物語で、1918年にロシアで初演されました。
ロシアアバンギャルド(ロシア革命の前後に行われた芸術運動)の代表として知られる、作者のウラジーミル・マヤコフスキーは、“『ミステリヤ・ブッフ』は確かな道、革命の道であるが、今日脚光を浴びている人物もいつかは忘れられ、幾百万人の意志の波も半世紀後には遠くに押し寄せられているとも限らない。…将来『ミステリヤ・ブッフ』を手がける者は、各々内容を手に入れ、自分たちの時代に合わせて身近なもの、新しいものに作り変えてほしい”というような内容を残しています。
わたしたちは本作を、劇場とは表現とは他者とはということを探りながら新たな表現や劇場を探し求める“道”として捉え、松本市内外から集った年齢も生活環境も異なるメンバーが上演に挑みます。
わたしたちと巡る劇場への旅を、皆さんもさあご一緒に!
▼あらすじ
「革命」という名の大洪水に飲みこまれた地球に生き残ったミギレイでウスギタナイ連中。彼らは急造りの方舟に乗り込み、約束の地を目指して船出する。船の中では威張りちらす王様が食べ物を一人占めするやらのてんやわんや。やがて彼らは地獄で悪魔を怖がらせ、天国で神サマをこきおろしたあげく、来るべき希望の場所にたどりつく・・・
(本文の一部は、土曜社発行「ミステリヤ・ブッフ」より引用・脚色させていただきました)
3/17(土) 14:30 開場 / 15:00開演 googleカレンダーに追加
3/17(土) 18:30 開場 / 19:00開演 googleカレンダーに追加
3/18(日) 13:30 開場 / 14:00開演 googleカレンダーに追加
席種 | 料金(税込) | 状況 |
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