2013年 11月 30日(土)
@ホクト文化ホール(長野県県民文化会館) 中ホール
プログラム前半は、時を共有することのなかったバッハ(1685-1750)、モーツァルト(1756-1791)、シューベルト(11797-1828)が作曲した変ロ長調の曲を集めました。バロック~古典派~ロマン派と時が移りかわる中、それぞれの時代を生きた作曲家からのメッセージをお伝えします。
後半は、ブラームスの恩師シューマンが、結婚式の前日に妻クララに捧げた「献呈」と、そのクララに対して生涯にわたり思慕と友情を抱き続けたブラームス晩年の作品「6つの小品Op.118」。
この曲は、数あるブラームスの作品の中で私が初めて深く向き合った曲です。若き日の回想、穏やかな哀愁、優しさや懐かしさ、迫りくる不安そして最後は疲れ果てたような静けさの中に消えていきます。
ハンブルクに留学し、北ドイツの長くて暗い冬、春の訪れの喜び、緑豊かな自然....ゆっくり流れる時の中で立ち止まったとき、今までとは違う情景が見えてきました。
瞑想的な彩りに満ちた「6つの小品Op.118」をどうぞお楽しみください。
18:00 開場 / 18:30開演 / 20:30終演(予定) googleカレンダーに追加
席種 | 料金(税込) | 状況 |
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