2010年 9月 11日(土)~9月 12日(日)
@箕輪町文化センター
『清水邦夫作 飯島 岱演出 楽屋 ~流れ去るものはやがてなつかしき~』
何時頃からか名作公演に限って、楽屋に亡霊になった女優達が出没し、しかも彼女達が発する台詞の随所に、古典戯曲「かもめ」「三人姉妹」「マクベス」などの名台詞が散りばめられているという・・・
今上演中なのはチェーホフの「かもめ」。やはり今回も亡霊達は姿を現した。亡霊になった女優AとBが楽屋で念入りに化粧をしながら、永遠にやっては来ない出番に備えている。主役のニーナ役の女優Cが楽屋に戻って来ると、プロンプターをつとめていた女優Dがパジャマ姿でマクラを抱え現れ、そして・・・
清水邦夫は女優の凄まじいまでの業に、辛辣かつ滑稽、愛しさと哀切に満ちた台詞を与え、その眼差しは細部にわたって注がれ、女達の心の微細なひだや傷口を浮き彫りにしていく。
9/11(土) 18:30 開場 / 19:00開演 googleカレンダーに追加
9/12(日) 13:30 開場 / 14:00開演 googleカレンダーに追加
公演(開催)日時 | 席種 | 料金(税込) | 状況 |
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