イベントナガノがコロナ禍の2020年6月より様々なイベントを視察・運営サポートしてきた中で、イベント運営をどうするのが一番良いかをメリット・デメリットを踏まえて現状の「ベター」な方法を模索する企画。

今回は入場時のアルコール消毒液に関しての考察と提案です。イベントナガノでは以下の方法を提案します。

入場時は2ヶ所の設置をオススメします。1ヶ所は会場エントランス入ってすぐの場所、もう1ヶ所は受付を通り過ぎた場所です。

アルコール消毒液の設置場所
アルコール消毒液のイラスト(いらすとや素材)

今まで視察・運営してきた中では受付の前の段階でアルコール消毒をしていた主催者様が多かったです。
コンサートなどチケットの提示が必要な場合、受付直前にアルコール消毒液を用意すると、チケットの用意や半券をもぎる(ミシン目で切る)際に手がベトベトでもぎれないど、アルコール消毒の順番で誘導がスムーズに出来なかった場面が見受けられました。
そのため、受付直前にアルコール消毒液を設置することはオススメしません。

また、お客様は片手にチケットやかばんを持っている等両手が空いていない場合が多いため、プッシュタイプの容器のアルコール消毒液だとお客様が効果的に手指の消毒を行えません。
そのため、スタッフの人員に余裕があれば、スタッフが消毒液を持ち歩いてスタッフがプッシュしてアルコール消毒をする方法が良いかと思います。

こちらの場合だとスタッフとお客様の接触機会が増えるデメリットがありますが、消毒液のノズル・トリガー部分を不特定多数の方が触れるのを避けることになるので効果的です。

受付ではなるべく接触を避けるように対策をなさる主催者様が多いため、受付を通り終わった後のアルコール消毒は必要ないように思いますが、お気になさるお客様もいらっしゃるかと思いますので、設置しておくとより安心感を持っていただけるかと思います。

アルコール消毒液の容器タイプによるメリットとデメリット
アルコール消毒液のイラスト(いらすとや素材)

アルコール消毒液の容器タイプはプッシュ式の容器、センサー式のタイプなど様々あります。

プッシュ式は前述の通り、両手が空いてないと難しい・ノズル部分を不特定多数の方が触れるなどのデメリットが有り、
センサー式の場合は、センサーが反応するポイントがわかりづらい、特に年配の方にはとてもわかりづらいというデメリットがあります。

足踏み式タイプのアルコール消毒液であれば、消毒液の受け皿が初めからついていますし、ノズル部分を不特定多数の方が触れるのを防げるため、オススメです。

主催者の立場ではプッシュ/トリガー式の容器が一番用意しやすく、また運搬も容易のため、プッシュ/トリガー式一択だと思われます。会場にプッシュ式以外の消毒液の用意があるかどうか、事前に確認することをおすすめします。

イベントナガノの提案
[例]ホクト文化ホールにおけるアルコール消毒液設置場所の提案

以上のことから、イベントナガノでは、アルコール消毒液を入口(受付前ではなくエントランス入ったところ)と受付を通った後に設置することをおすすめします。

受付から離れたところに設置すればお客様もアルコール消毒に焦ることが少なくなるため、もぎり・受付カード回収などの受付作業が容易になります。
スタッフ人員に余裕がある場合はスタッフが整列をしながらアルコール容器をプッシュすれば、衛生的かつ確実にお客様にアルコール消毒が出来るかと思われます。

受付を通り終わった後のアルコール消毒はもう一度、必要と感じられるお客様に自由に使っていただけるよう目の留まりやすい場所に設置すると良いと思います。

イベント屋からのワンポイントアドバイス

アルコール消毒液を設置しておく場合、消毒液が飛び散り、床に過剰に付着してしまうことが多いです。
会場によっては石畳や高級なカーペットの設備にアルコールが付着することによって変色する可能性があるため、汚れても良いマットやタイルカーペットをご用意いただき、設置台の下や設置台の周辺に設置すれば後で問題が起こりにくくなります。

また、アルコール消毒液の設置ポイントは受付以外にもトイレなど様々な場所に設置する必要があります。
場所(会場)によっては備え付けの場合もありますので、会場様と打ち合わせをする際にお貸しいただけるアルコール消毒液(トイレに関してはハンドソープも)の用意があるかどうかとともに、上記内容に関してもご確認いただければ幸いです。